自前ビルドしたパッケージもGNU Stowで楽々管理
なんか有用な割に意外と知名度が低いのでGNU Stowというパッケージ管理ツールを紹介。
Stow - GNU Project - Free Software Foundation
パッケージ管理ツールといえば、Debian系ならapt-get、FedoraとかCentOSだとyum、はたまたMacだとportsとかbrewとかまあいろいろあるわけです。
そんな中でstowは手動パッケージ管理ツールです。
「この前make installしたやつ、やっぱいらなかったなあ」
「あれっ…あのパッケージ、どこにインストールされたんだっけ…?」
そんな経験、あなたにもありませんか!?
そんなあなたにGNU Stow!!
使い方は至ってシンプル。
①パッケージをビルドするときにprefixを指定して
②make install後にstowを叩くだけ!!
$ tar xfvz package.tar.gz $ cd package $ mkdir build $ cd build $ ../configure --prefix=/usr/local/stow/package $ make $ make install $ cd /usr/local/stow $ stow -v package
こうすることであなたのビルドしたパッケージは全部/usr/local/stowの中で管理される。
これで自前ビルドしたパッケージが迷子になったりする心配とはおさらばだね!!