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Linux Mint 12にアップグレード失敗

Linux

昨年の11月にLinux Mint 12のGNOME 3版はすでにリリースされていましたが、

なんだかんだでアップグレードしていませんでした。

というのも、Linux Mintも使い始めたばかりでしたし、アップグレードの必要性も感じませんでしたし、

何より他のことに追われてて頭の隅においやられていましたので。



おととい2/3、Linux Mint 12のKDE版も無事にリリースされたようです。



便乗して、というのもなんだかおかしいですが、この際12にアップグレードしておきたいと思い、

アップグレードしました。



…が、見事に失敗しました。



コマンドラインからAPTでアップグレードしようと思ったのですが、9→10、10→11までは

正常に出来ていた様子なのに、11→12の正常動作報告が一つもなく。。。

それを見つけたのが失敗後だったので、時すでに遅しでした。



これからアップグレードする方のために、失敗の足跡を残して、同じ失敗をしないように

していただきたいと思います。(僕みたいな失敗をする人もいませんよね…




これ以降の手順は、すでに正常動作しないことがわかっています。

以下の手順を行っていかなる損害が発生しても、責任は一切負えません。








How to upgrade to a newer release


Upgrade linux mint in-place using apt



とりあえず、Linux Mintのコミュニティを参照していきたいと思います。



2通りの方法があるようです。



"Fresh" upgrades … LiveCDを使ったアップグレード

"Package" upgrades … APT(パッケージ管理システム)を利用したアップグレード



今回はPackage upgradesをします。







まずは、Package upgradesの利点を欠点をあげます。



○利点

・自動化

 APTがすべてを行う

・本当のアップグレード

 Fresh upgradesは新しいLinux Mintの上に自分のデータをのせているようなものだが、

 Package upgradesは新しいバージョン下で、より「自分のシステム」が動いている感覚がする



○欠点

・遅い

 APTが3GBほどのデータをダウンロードする

・信頼性が低い

 自分のカスタマイズや設定に左右される

・危険性が高い

 バックアップをとらず、パーティションが上書きされる

・複雑

 パッケージの衝突や依存を解決しなければならない







さて、なにはともあれ始めます。



だいたいのことは、「Upgrade linux mint in-place using apt」の方に書いてあります。

手順を示します。





Method




  1. Open a terminal and run 'sudo bash' to get a root terminal


  2. Using a text editor (as root), replace the contents of /etc/apt/sources.list with the following sources list: http://pastebin.com/wVGb13y3 (extracted from Linux Mint 9)


  3. Run 'apt-get update'


  4. Run 'apt-get dist-upgrade'


  5. Follow the instructions issued, don't worry about overwriting configuration files dpkg will keep a copy in the same directory with the string ".dpkg-old" appended to the filename


  6. Run 'apt-get upgrade'


  7. Reboot



日本語にすると…(拙訳で申し訳ないですが…)


手順




  1. 端末を開いて 'sudo bash' を実行してルートをとる


  2. (ルートで)テキストエディタを起動し、/etc/apt/sources.listの内容を以下の内容と置き換える: http://pastebin.com/wVGb13y3 (Linux Mint 9から抽出)


  3. 'apt-get update' を実行


  4. 'apt-get dist-upgrade' を実行


  5. 出された指示に従い、 設定ファイルが上書きされるのは気にしない(dpkg が同じディレクトリに、ファイル名に".dpkg-old"という文字列を付け加えてコピーをとってある)


  6. 'apt-get upgrade' を実行


  7. 再起動



という感じでしょうか。







1. ルートをとる


$ sudo bash

パスワードを入力してルートになります。



2. リポジトリを書き換える



Linux(というかUnix)では、リポジトリのURLが/etc/apt/sources.listに記録されています。

これを、Linux Mint 12用のリポジトリに変えます。

上記の手順で示してあるのはLinux Mint 9のsources.listの内容なので、間違えないようにしてください。

Linux Mint 12のsources.listは以下のようになっています。


deb http://packages.linuxmint.com/ lisa main upstream import
deb http://archive.ubuntu.com/ubuntu/ oneiric main restricted universe multiverse
deb http://archive.ubuntu.com/ubuntu/ oneiric-updates main restricted universe multiverse
deb http://security.ubuntu.com/ubuntu/ oneiric-security main restricted universe multiverse
deb http://archive.canonical.com/ubuntu/ oneiric partner
deb http://packages.medibuntu.org/ oneiric free non-free

# deb http://archive.getdeb.net/ubuntu oneiric-getdeb apps
# deb http://archive.getdeb.net/ubuntu oneiric-getdeb games


ルート状態で/etc/apt/sources.listの内容を書き換えてください。



1.png



蛇足をすると、変わってるのはURLの後の"lisa"や"oneiric"だけなんですよね。

lisaはLinux Mint 12の開発コード、oneiricはUbuntu 11.10の開発コードです。

Linux Mintが基本的にUbuntuリポジトリを共有している証拠です。




3. リポジトリのアップデート


# apt-get update

sources.listの内容を変えたので、APTに適用してリポジトリをアップデートします。



4. ディストリビューションのアップグレード(11→12)



リポジトリは更新されました。あとはアップグレードを行うだけです。


# apt-get dist-upgrade

あとは、APTが勝手にアップグレードしてくれます。



4.png



この後は何度かキーボードや設定ファイルの変更について尋ねられますが、

その度に指示に従って入力してください。



5. 後始末


# apt-get upgrade
# reboot

パッケージをアップグレードして、再起動します。







このような手順でしたが、Linux Mint 11→12のアップデートではうまくいきません。



失敗の様子



44a81905.png



ログインのスプラッシュ画面の背景がブルーになっています。



8b75223b.png



GNOMEでログインしようとしても、ログインエラーを吐きます。



リカバリーコンソールは開けるので、その気になれば原因究明も可能なんでしょうが、

如何せんそんなスキルもなく…。



今週末に、大人しくLiveDVDからインストールしなおそうと思います。